知りたいたまごが知りたくなった理由
当時、まだ小さかったのですが、そんな私でも、何だか大変な事が起こっていると感じるに容易い事件の数々。
私は後の報道しか知らないので、彼らが行った反社会的な活動に対して憤りを覚えていました。
しかし、今回の死刑執行に伴い、彼らが当時テレビのバラエティ番組に出演していたり、「変な人」として一大ブームになっていたことを知りました。
それについての是非はまた別の機会にするとして、そういった経緯を記した記事や様々な関連記事を読んでいったところ、ある宗教学者のインタビューにたどり着きました。上智大学グリーフケア研究所所長の島薗進さんという方です。
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/asahara-shimazono?utm_term=.dgWE5gX2GK#.dwgWyAmKYG
この記事の中で島薗さんは現在は新興宗教よりも右傾化を憂慮すべきだ、と主張されています。
右傾化への警鐘は最近よく見受けられますが、島薗さんはどのような立場からそう述べているのかが気になり、彼のことを調べることにしました。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/島薗進
なるほど。
となるほどには理解できませんでした。笑
なので、もっと大元のところが知りたくなり、さらに調べるうちに、ハンナ・アーレントという哲学者にたどり着きました。
“ハンナ・アーレント(Hannah Arendt、1906年10月14日 - 1975年12月4日)は、ドイツ出身の哲学者、思想家である。ユダヤ人であり、ナチズムが台頭したドイツから、アメリカ合衆国に亡命した。のちに教鞭をふるい、主に政治哲学の分野で活躍し、全体主義を生みだす大衆社会の分析で知られる。”
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ハンナ・アーレント
ユダヤ人という立場からアイヒマンの裁判を傍聴し、最終的に彼の悪は彼が特別だからではなく、凡庸だからこそ生み出されたものなのだ、という全体主義への批判をする彼女の考え方にとても納得させられました。
もっと知りたい!と思い関連人物を調べてみると、とうとう、かの有名なサルトルにたどり着いてしまいました。
そして、今は彼のいう「実存主義」というものにとても興味があります。
近所のTUTAYAに行き、「実存主義とは何か」を見つけてパラパラとめくってみたのですが、まっっったく意味が分からない!笑
私にはもう哲学は無理かも…と諦めかけたその時「哲学用語図鑑」という本を見つけました。
その名の通り、哲学用語や哲学者の主張を図解してくれている哲学ビギナーにめちゃくちゃ優しい図鑑です。
まずはこれで哲学用語に怯まない基礎知識を身につけようと思う次第です。